カルロス・ゴーンが日産にやってきたとき、
気づいたのは日産の効率的な生産技術と、
ルノーより割高な部品の購入価格だったといいます。
そのため、ルノーの購入価格をベンチマークしながら、
サプライヤー数を減らし、日産の部品の購入価格を下げることで、
大幅なコスト削減を達成したのです。
著者は、崖っぷちに立っていました。
自分の担当している半導体が納期に間に合わないのです。
納期は1か月後なのに、営業マンは
「普通は3か月かかります。頑張って、2か月です」
と断言します。
自分のせいで工場が止まってしまうかもしれない・・・
著者は、課長を交渉の場に引っ張り出しました。ダメでした。
次に部長を・・・ダメでした。
もうダメかと思ったとき、
「あの人に頼んでみたら」というアドバイスがありました。
「あの人」とは前任の元購買担当者です。
「あの人」は、簡単にOKすると、
相手先の工場長や関係者に電話をしてくれました。
すると驚くべきことに1か月後ではなく、
2週間ですべての部品が納入されたのです。
著者は、「あの人」に購買業務の秘訣を聞いてみました。
秘訣は、次の3つでした。
1 たくさん買うこと
2 長く安定的に買うこと
3 言ったことを実行すること
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こんなエピソードが、ごろごろ出てくるこの本は、
これまでのコンサルタントが書いた無味乾燥な教科書と
全く正反対の( 購買の現場 )の本です。
昔なら新入社員は先輩からこうした話を聞きだしたの
でしょうが、この本を買えば、この本を読むだけで
それを知ることができます。
「こうした本を待っていた」というのが実感です。
購買担当者だけでなく、設計など少しでも購買と
関係のある人はぜひ読んでみてください。
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